無意識と意識の間を浮遊する、好きなもの
結構好きなもの(”結構、好き”ではなくて、”結構好き” です。)はもしかすると、無意識の間にやってきていて、そのまま脳の溝らへんにすっと入って来て、そこ滞在し続けるようなものかもしれない。
人間側からすると、その”結構好きなもの”は気づいていなくて、ある、ふとした瞬間に、なんだかんだこれって結構いつも私のそばにいるね。って、その時に気付くのかもしれない。
例えば、もし、今、目の前にあるパン屋さんの1つ奥にマカロンを売るフランス洋菓子店から女性が購入したマカロンを食べながら出てきた時。 それと同時に、パン屋さんから素敵系西洋の6歳位の男の子が大きなフランスパンをお店で買ったらしく、フランスパンをラグビーボールの様に持ちながら、お店から飛び出してきた後。
フランスパンがちょうど女性が持っていたマカロンの入れ物にぶつかって、緑色のマカロンがポロッと落ちそうなのを、地面に落ちる前に私が拾ってあげると、その女性は、そのマカロンを私にくれるというので、もらって食べようとした時に少年が
お兄さん、マカロン好きなの?嫌いだったら頂戴。というので、そのマカロンを彼に上げた後に、女性にこういわれるんだ
「あら、かっこいいですね、後でマカロンの代わりに何かごちそうしますね、料理は何が好きですか?」
って聞くものだから、その時は「イタリアンかな」っと、フランス洋菓子店の前では言い難いことをさらっと言って別れたんだ。
そこで、思ったのは
結構人間はイタリアンが好きだけど、本当にイタリアンが好きなのか。
ということ。
好きな食べ物=よく食べる食べ物
とすると、きっと俺はイタリアン料理のトマトとにんにくのスパゲッティより、きゅうりのごま油和えの方が食べている。
ただ、ここで問題なのは、俺はきゅうりのごま油和えが、とっさに「好きな食べ物は?」と聞かれた時の答えとして、出てこない。ということ。
自分では意識していない部分で、好きな食べ物(正確に言うとよく食べる食べ物)は、いつのまにか、自分の無意識の範囲で、その料理を選んでいて、それを食べているのだ。
ホントに好きなものは、もしかしたら、無意識の下に隠れている可能性があることが、これから考えられる。だから、「Youの好きなタイプは?とか、好きな食べのものは?」という問いに対して、意識的に”コレ!”というのは、本当に好きでは無いかもしれない。
そんな感じで、自分の好きなものは、もしかすると、無意識の内に自分の脳にすって入っていて、居心地が良い所に住みついて、ちょいちょい、「じぶん」にバレないように、意識の世界にちょこっと顔をだしている(のかも)
本当は、言いたいことは大幅にそれてしまった&もう長いので、次のブログにでもかこー(本来かきたかったことを)
いじょう!