Twenties Dirtbag

イギリスの大学院で脳の勉強をしてきた25歳、今はボルダリングジムを経営中。基本的にどうでもいいはなしです。

不毛な議論が好きな街

今週のお題「好きな街」

 

なんだこれは。今週のお題だって。編集画面に出てきた。「好きな街」。ふむ。

 

 

いつかの水曜日。
季節の過渡期っていう感じで、まさに春が夏に変わろうとしていた時期の話。

 

 

 

「どっちかと言ったら、まだ春だよね」

「いや、どっちかと言ったら、もう夏だよ」

「じゃあ、今から目の前を通る10人のうち、5人以上が半袖だったら夏ってことでよくない?」

「あ、それはいいね。はい、スタート!」

 

「ん?何してんの?」

「あなたの目の前を通った。はい、これで半袖がプラス1だね。」

「は、お前じゃん、そんなんカウントしないよ」

「いや、だって、誰も通らないよ、きっと、1時間待っても」

「まあ、たしかにそうだね。」

「くだらないから、やめよ!!はい、もう、しゅーりょー!!」

 

結局、いつもどうでもいいことからはじまる不毛な議論合戦は、いつでも中断するし、どんなタイミングでも終了する。

 

そのどんなタイミングでも始まる、世界を変えるわけでもない小さな単位の議論をいつもどおりにしていた時のこと。
その時の友人に言われた言葉を、この季節によく思い出す。

 

「いつもこうやって全然意味ないことで論争するじゃん?思ったんだけど、一人で考えてても面白く無いことばっかりだよね。この前の、もう夏か、まだ春か。なんて別に1人でぶつぶつ考えててもまったく面白くないし、楽しくならないじゃん。

 

まあ、何が言いたいかって言うと、本当はめっちゃ面白く無いこととか、つまらないものとか、楽しくない事を、人間が一人加わるだけで楽しく出来るってすごいよね。ってこと。

 

人間てさ、絶対にどこかで”飽き”が来るよね。私、チョコレートまじ好きだけど、ずっと食べててって言われたら3分で飽きるよ。

 

だかさ、絶対に変わらない何か”普遍”のものはなんだろうって考えるんだ。ずっと、一生それを行ってても飽きない事。

 

んでさ、それって、もしかしたら、このくだらないものを面白くするところにヒントがありそうじゃない?」

 

そう、あまり理解が出来なかったけど。そうだねって流した後には、また不毛なやり取りに突入していた。

 

 

でも、不毛な議論が楽しいなって感じるときは、なにか特別で、不毛な議論が楽しく広がる人とか、広がらない人がいる。もしかしたら、この違いってちょっと大事なのかも知れない。

 

というのを、春と夏の境目、まだ秋が来ないときに、ふっと思う。いまでも、その時、どこに立っていたか、目の前には何があって、電線にはカラスが何羽立っていたか。よく覚えてる。

 

 

そんな街に住んでいた。これが俺の好きな街。
こんな感じの、不毛な議論を繰り広げるのにちょうど適してたまち。
こんな感じの、”べつにどっちもいい”議論を繰り広げたくなるまち。

 

変わらないものなんだろう。すっとおこなってても、飽きなくて、ずっとやってられる何か。普遍的な何か。それを見つけることができたら、たぶんすごい幸せだとおもう。

その、幸せになるヒントは、もしかしたら、そこにある。

 

それを気づかせてくれた。

 

>これが俺の好きな街。

 

ーENDー

 

 

なんか。今回のブログのテイストが違いすぎて気味悪い(笑
毎週かわるの?このお題って(笑

 

 

でも、こんなかんじも、わるくない。笑

 

 

じゃあ。